代表Messeage『あるフィリピン人女性との出会い…』
代表の杉原です。
僕が外人バンクを立ち上げるにあたり一つの大きな出会いがありました。
別の事業の講師に応募してくれたフィリピン人の女性の方です(講師としては採用できず現在はドバイで働いています)。
今でも覚えておりますが、もの凄くアグレッシブな方でした。日本人の感覚からすると少しシツコイというレベルでしたが、「他に仕事はないですか?」「何か働ける方法はないの?」「母親の介護の会社ではどうか」など何回も聞かれました。僕は必死になって解決策がないか考えましたが、そもそも彼女には就労ビザがなく働けないということがわかりました。母国に帰った後も彼女からメールを頂きましたが仕事は紹介できず、こんなにやる気がある方に仕事を紹介できなかったという歯がゆさだけが残りました。
日本は売り手市場で若い労働力が不足し続けているー
一方、現在の日本では若い労働力が不足しており、日本人の若者は簡単に仕事が見つかります。日本人のやる気がないとはもちろん言いませんが、所謂『ハングリーさ』のギャップが日本人と外国人(特に発展途上国からの方)の中で決定的にあると僕は感じました。
働きたくても働けない外国人を助けたい…と思い調べる中で、彼らには日本で働くための仕事情報が、きちんと行き届いていないと気付きました。もっとしっかりとしたプロセスで確実な情報発信をすることができれば、もっと彼らの働くチャンスは増えると確信したのです。日本社会の労働力を考えると、外国人の方の力が必要になる日はそう遠くありません。これが、僕が「外人バンク」を立ち上げるに至った経緯です。
彼らに正しい仕事情報を!
2016年に外国人労働者の派遣および人材紹介サービスである外人バンクをスタートさせてから、有難いことに業績は右肩上がりとなっています。外人バンクに登録して下さっている外国人は現在145ヶ国、約1万6000人。これだけの人が「日本で働きたい」と待っているのです。また、同グループ内で2018年11月より「オールジョブスジャパン」というサービスもリリースしました。オールジョブスジャパンは地図機能を駆使した画期的な求人媒体・スカウトサービスで、これからどんどん新しい仕組みを取り入れていきます。
2019年は第二創業期として、僕たちはこの2つのサービスを軸に急ピッチで成長をしていきます。グローバル人材により良い生活を提供することが、僕たちの最大のミッションです。